Shopifyノウハウ

Shopifyアプリおすすめ47選。日本の小規模ストアが入れる順番と、月額の目安

公開 更新 文: RUFFLOG APPS編集部

Shopifyのおすすめアプリ47本を、日本の1〜3人ストア向けに目的別で整理しました。アプリを入れなくていい標準機能、無料枠の切れ方、代引き・帳票・住所など日本特有の実務、構成例ごとの月額合計まで、2026年8月時点の掲載価格で解説します。

「Shopify アプリ おすすめ」で検索すると、30本、40本と並べた記事が出てきます。全部は入れられないし、入れるべきでもありません。先に結論を書きます。

  1. 標準機能と公式の無料アプリで足りるものを先に消す。メール配信・フォーム・チャット・検索・翻訳・定期購買・セット販売は、追加のアプリを探す前にShopifyの中にあります
  2. 日本の実務で詰まりやすい3つを埋める。代引き、領収書・納品書、住所の入力ミスです。海外の定番リストにはこの3つがほぼ出てきません
  3. 残りは「無料枠がどこで切れるか」で選ぶ。無料で始められるかどうかは、いまやほぼ全部のアプリが無料で始められるので差になりません

この記事は、1〜3人で運営していて、月の注文が数十件から数百件のストアを想定しています。価格はすべて2026年8月時点にShopify App Storeの掲載ページで確認したもので、米ドル表記のまま載せています(掲載は変わるので、導入前に各ページで確かめてください)。

先にひとつ開示しておきます。当社(RUFFLOG APPS)もShopifyアプリを作っています。この記事の後半に自社アプリが出てきますが、その節は「当社のアプリ」と明記して分けました。他社アプリの情報は掲載ページの記載だけを根拠にしており、優劣の判断はしていません。

まず、アプリを入れなくていいもの

見落とされがちですが、Shopifyは主要な機能を自社の無料アプリとして出しています。他社アプリを探す前に、次の表にあるもので足りないかを確認してください。

やりたいこと公式アプリ料金日本語補足
メール・SMS配信 Shopify Messaging(旧 Shopify Email)メールは月10,000通まで無料、以降1,000通ごとに$1から。SMSは送信先ごとの従量課金対応名前が変わっています。「Shopify Email」で探すと見つかりません
問い合わせ・会員登録フォーム Shopify Forms無料対応ポップアップも作れます
サイト内チャット Shopify Inbox無料対応
サイト内検索・絞り込み Shopify Search & Discovery無料対応フィルターと「おすすめ商品」の設定
多言語化 Shopify Translate & Adapt無料対応自動翻訳は2言語まで無料。手動翻訳はストア上限の20言語まで
定期購買 Shopify Subscriptions無料対応
セット販売 Shopify Bundles無料対応
納品書・請求書の印刷 Shopify Order Printer無料英語のみテンプレートはLiquidで自分で書く
業務の自動化 Shopify Flow無料英語のみ注文にタグを付ける、在庫が減ったら通知する等

この表の9本を入れても、アプリの月額は増えません(Messagingのメール1万通超とSMSだけが例外です)。まずここで済むものを済ませて、残った課題にだけ他社アプリを当てる。これが月額を膨らませない最初の分岐です。

注意点は2つあります。Shopify Emailという名前のアプリはもうありません。掲載はShopify Messagingに変わり、メールとSMSの統合ツールになっています。古い記事の名前で探すと出てこないので、Messagingで探してください。もうひとつ、以前あった無料の「Order Printer」(レガシー版)はApp Storeから消えています。いま入れられるのは「Shopify Order Printer」だけです。

選び方の基準は5つ

アプリ名を眺める前に、判断の物差しを決めておくと迷いません。この記事では次の5つで見ています。

1. 無料枠がどこで切れるか。 「無料プランあり」は、今はほとんどのアプリに付いています。差が出るのは切れ方です。件数で切れる(レビュー50件・注文500件)、通数で切れる(メール1万通)、機能で切れる(下書きだけ、テストモードだけ)の3種類があり、最後の「機能で切れる」型は本番運用に使えないことがあります。後半の「無料プランの罠」で具体名を挙げます。

2. 日本語がどの層まで通るか。 管理画面が日本語かどうかは、運営者が我慢すれば済みます。問題は買い手の目に触れる文言(ボタン、フォーム、メール)が英語で出ないか、そしてサポートに日本語で聞けるかです。この記事の「日本語」列は、掲載ページの対応言語に日本語が含まれるかだけを見ています。

3. 請求がどこから来るか。 Shopifyの請求書に乗るアプリと、アプリ会社から別に請求されるアプリがあります。後者(Klaviyo、Ship&co、プラスシッピング等)は「Shopifyの請求」を見ても金額が分かりません。月額の把握が1か所で済むかどうかは、運用が長くなるほど効いてきます。

4. テーマにどう入るか。 いまのアプリは「アプリブロック」でテーマの編集画面から置くものが主流で、これはアンインストールすれば消えます。一方、テーマのコードに直接タグを埋める古い方式のアプリは、消したあともコードが残ります。導入前に、掲載ページやガイドで「テーマコードの編集が要るか」を見てください。残ったコードの見つけ方はShopifyアプリの削除と整理の手順にまとめています。

5. 本数ではなく月額の合計で見る。 「アプリは何本まで」という目安をよく見ますが、本数はあまり意味がありません。$0.99のアプリ5本と$49のアプリ1本は、本数で言えば前者が多く、費用は後者が5倍です。表示速度への影響も本数そのものではなく、ストアフロントで何を読み込ませているか(スクリプトの量、外部への通信)で決まるので、入れる前と後をPageSpeed Insightsで実測して判断します。

決済まわり: 代引きと決済アイコン

日本のストアで最初に詰まるのが代引きです。Shopifyの標準機能で代引きを「使える」状態にはできますが、手数料を金額帯ごとに変える、離島だけ止めるといった日本の運用は標準では組めません。全体の手順は代引きを設定する完全ガイドに分けてあります。

アプリ料金日本語特徴
かんたん代引き設定(当社)$4.99/月(年払い$47.90)、7日間無料体験対応金額帯と手数料を表に入れると、手数料込みの配送レートを自動生成。代引き以外の配送では代引き決済を非表示
シンプル代引き(UnReact)$6.99/月(年払い$69.99)、7日間無料体験対応代引き手数料を自動計算して決済金額に含める

どちらも無料プランはありません。代引きの手数料を注文金額ごとに変える方法は、アプリ以外の2通りも含めて手数料を注文金額ごとに設定する3つの方法に整理しています。

決済アイコンは、カートやフッターに「使える決済方法」を並べる小さな要素です。海外製のアイコンアプリは日本向けの代引き・コンビニ払いの絵柄が無いことが多く、そこを埋めるのが当社のPAYMENT ICONS SETTING($0.99/月、7日間無料体験)です。JavaScriptを使わずLiquidだけで描くので、ストアフロントに追加のスクリプトを読み込ませません。置き場所ごとの考え方は購入前に決済方法を見せる記事にあります。

配送・出荷: 送り状と配達日時

配送系は「アプリの料金は無料でも、配送料や倉庫代は別に請求される」ものが多いカテゴリです。掲載ページの「無料インストール」だけを見て決めないでください。

アプリ料金日本語特徴
Japan Order CSV(Flagship)無料(1回100件まで)/$29.99/月(ヤマト・佐川・日本郵便のCSV、1回2,500件まで)、30日間無料体験対応注文データを各社の送り状ソフト向けCSVに出力
配送日時指定 .amp(&d)$9.80/月/$19.80/月、14日間無料体験対応カートで配達日時を選ばせる。B2クラウド連携は1件$0.05の従量
Ship&coアプリは無料インストール。Ship&co側で月額1,100円(税込)の最低料金、30日間無料体験対応国内外の送り状を管理画面から発行。請求はShopifyの外
プラスシッピングアプリ料金は無料。発生するのは特別配送料のみ(Plus Shippingから請求)対応ヤマト・日本郵便・佐川の送り状発行と配送料決済を管理画面で完結

月の注文が100件以内なら、Japan Order CSVの無料枠と送り状ソフトの組み合わせで足ります。配達日時の指定を受けるかどうかは、受けると出荷の段取りが縛られるので、先に配達日時指定を受けるべきかの記事で考えてから決めるのがいいと思います。送料そのものの設計は送料と配送方法の設計、離島の扱いは離島への配送料に分けています。

誤配送を防ぐ: 住所チェック

海外のおすすめリストに出てこない、日本のEC特有の課題です。日本語の住所は「番地が抜けている」「郵便番号と都道府県が食い違う」といった入力ミスが起きやすく、そのまま出荷すると再配達か返送になります。損失の試算は誤配送のコスト試算、住所以外の対策は誤配送を減らす住所エラー対策にまとめました。

この課題に当てているのが当社の日本の住所チェッカーです。Shopify Functionsでチェックアウトの確定前に住所を検証し、番地の数字が無い、郵便番号と都道府県が合わない、といったミスをその場で買い手に知らせます。テーマの編集は不要で、Shopify Plus以外のプランでも動きます。料金は月100件まで無料で、超えた分は1件$0.01の従量です。Standardは$8.99/月で1,000件まで(超過は1件$0.005)、Proは$18.99/月で5,000件まで(超過は1件$0.002)、Unlimitedは$49.99/月です(有料プランは7日間無料体験つき)。

自前でやる場合は、フォームの設計側でミスを減らす方法もあります。ECの住所入力フォーム設計に、郵便番号からの自動入力やふりがな欄の考え方を書いています。

帳票: 領収書・納品書・インボイス

日本のストアで代引きと同じくらい問い合わせが多いのが「領収書を出してほしい」です。公式のShopify Order Printerでも領収書や請求書は印刷できますが、テンプレートはLiquidで自作する形(管理画面は英語)なので、日本式の宛名・但し書きや適格請求書の記載事項まで整えるには、テンプレートを書くか専用アプリを使うことになります。制度面の整理は領収書の完全ガイドと適格請求書(インボイス)の対応に分けました。

アプリ料金日本語特徴
Order Printer Pro無料(月50件まで)/$10/月(51〜500件)/$20/月(501〜5,000件)、14日間無料体験対応納品書・請求書・領収書のPDFをテンプレートで。注文画面から一括印刷
領収書(UnByte)$9.99/月/$99.99/年、14日間無料体験対応日本式の宛名・但し書き入りPDF領収書
KIOSQ領収書(Tycoon)従量: 1件$0.4/定額: $7.99/月、30日間無料体験対応買い手が自分で領収書を発行できる導線
Shopify Order Printer(公式)無料英語のみLiquidでテンプレートを自作。納品書・領収書・請求書に使える

月50件以内ならOrder Printer Proの無料枠が実質いちばん厚く、日本語UIもあります。「宛名と但し書きを買い手が自分で入れて再発行できる」日本式の運用が要るなら、領収書(UnByte)かKIOSQの2本が候補です。テンプレートを自分で書けるなら、公式のOrder Printerで納品書も領収書も賄えます(納品書ガイド)。

レビュー: 集める仕組みを先に決める

レビューアプリは、無料枠の切れ方と日本語の層で選びます。詳しい比較表はレビューアプリ比較4選にあるので、ここでは要点だけ書きます。

アプリ料金日本語特徴
Judge.me無料(件数・依頼メールとも無制限)/$15/月対応世界的な定番。依頼メールの自動送信あり
REVIEWS PLUS(当社)無料(公開レビュー50件まで)/$6.99/月(年払い$67.10)、7日間無料体験対応写真つきレビュー、承認制、構造化データ。Judge.me・LooxのCSV移行に対応。依頼メールの自動送信は無し

Judge.meを使うなら、買い手に見える文言を日本語に差し替える作業が一度発生します。手順はJudge.meを日本語で使う記事にまとめました。Looxは写真レビューで有名ですが、掲載の対応言語が英語のみで、有料プランが注文数ベースで上がる構造なので、この記事の読者層には積極的に挙げていません。

レビューを集める側の運用(依頼メールの文面、届いたあとの返し方)はレビュー依頼メールの文例集に分けています。

お気に入り・再入荷通知

「いま買わない人」をつなぎ止める機能です。詳しい比較はお気に入りアプリ比較5選にあります。

アプリ料金日本語特徴
WISHLIST MANAGER(当社)無料(お気に入り追加 月500件まで)/$3.99/月、7日間無料体験対応ゲストの保存をログイン時に自動で引き継ぐ。テーマの商品カードに合わせてボタン位置を調整
Growave無料(月200注文まで、Growaveの表示つき)/$15/月対応ポイント・レビュー・お気に入りを1本に統合
Swym Wishlist Plus$29.99/月から、30日間無料体験。無料プラン無し対応老舗。無料で運用する選択肢ではない
Amp Back in Stock & Preorder +無料(月10通)/$19/月(500通)英語のみ再入荷通知と予約注文

Swymは競合記事でよく「無料」と紹介されていますが、掲載ページに無料プランはありません。また、以前の定番だった「Appikon Back In Stock」はApp Storeでの提供が終わっています。再入荷通知が主目的なら上の表のAmpが候補です。当社のWISHLIST MANAGERは再入荷の自動通知は持っていないので、そこは正直に書いておきます。お気に入りと再入荷を組み合わせる運用は再入荷×お気に入りの記事で扱っています。

メール・LINE・チャット

配信の土台はShopify Messaging(メールは月1万通まで無料)で始めて足りなくなったら乗り換える、で問題ありません。日本のストアで悩むのは「メールかLINEか」で、これはメールとLINEの使い分けに書いています。

アプリ料金日本語特徴
Shopify Messaging(公式)メールは月10,000通まで無料、以降1,000通ごとに$1から。SMSは従量対応まずここから
CRM PLUS on LINE無料(ID連携100人まで)/$10/月(300人)/$30/月(1,000人)対応LINEのID連携とセグメント配信
チャネルトーク無料プランあり/$36/月/$120/月、14日間無料体験対応接客チャットとCRM。LINE・Instagramの窓口を1つに
Klaviyo無料(250連絡先まで)/$20/月から。Klaviyoから別請求英語のみ海外の定番。日本語の管理画面は無し

KlaviyoとOmnisendは日本の記事でもよく挙がりますが、どちらも掲載の対応言語に日本語がありません。1〜3人で回すなら、日本語で使えるMessaging+CRM PLUS on LINEの組み合わせのほうが手が止まりにくいと思います。チャットはShopify Inboxで足りるなら無料で済み、LINEやInstagramの問い合わせも1画面にまとめたくなったらチャネルトークです。問い合わせそのものを減らす運用はCS問い合わせを減らす記事にあります。

集客: 広告・SNS・アフィリエイト

アプリ料金日本語特徴
Facebook & Instagram(Meta公式)無料(広告費は広告アカウントに請求)対応商品カタログの連携とショッピングタグ。Instagramで売るなら必須
まるっと集客(ハックルベリー)無料対応A8.net・バリューコマース等の成果報酬型広告をアプリ内で一括管理
Affitch無料(アフィリエイター5人・承認50件/月)/$19/月対応ASPを介さない自社アフィリエイト
Instafeed無料(グリッド・Reels表示)/$8/月(商品タグ付け)対応Instagramの投稿をストアに埋め込む

まるっと集客は、日本語のおすすめ記事でほぼ全部に載っている珍しいアプリです。成果報酬型なのでアプリ側の月額は無料ですが、成果が出た分は各ASPの料率に従って費用が出ます(料率は掲載ページに記載が無いので、ここには書きません)。Instagramからストアへの導線設計はInstagramからストアに送る記事にまとめています。

SEO: 入れる前に、標準でできることを確認する

SEO系のアプリは「入れれば上がる」ものではありません。Shopifyはサイトマップやcanonicalを自動で処理するので、アプリで足すべき範囲は狭いです。何が自動で何が手作業かはShopify SEO対策の全体像に分けました。

アプリ料金日本語特徴
BREADCRUMBS(当社)$1.99/月(年払い$19.10)、7日間無料体験対応パンくずリストの表示と、BreadcrumbListの構造化データ出力
SearchPie無料(画像圧縮50枚・AIタグ50個)/$39/月対応SEO監視、画像圧縮、404の修正、構造化データ

パンくずリストは多くのテーマで「表示はあるが構造化データが無い」か「そもそも無い」のどちらかです。テーマ側で足す方法も含めてパンくずリストの設置方法とパンくずの構造化データに書いています。商品ページ単位のSEOは商品ページSEOを見てください。

商品ページの見せ方: バッジ・発売予告・セット販売

アプリ料金日本語特徴
PRODUCT BADGE PLUS(当社)$4.99/月、7日間無料体験対応セール・新着・残りわずか等のバッジを商品画像に。19種のプリセット
COMING SOON SETTING(当社)$4.99/月(年払い$47.90)、7日間無料体験対応発売日時を設定すると、それまでカウントダウンを表示し、時刻になったら購入ボタンを有効にする
Bundler無料(売上・注文数の上限無し)/$9.99/月対応セット割・数量割引。無料枠が広い
RuffRuff 予約販売(Tsun)$9/月+予約販売手数料3%から、3日間無料体験。無料プラン無し対応予約販売・期間限定販売・会員限定販売

バッジは「どの商品に何を出すか」のルールを先に決めないと散らかります。パターンは新着・セールバッジの使い分けに、発売時刻ぴったりに売り始める段取りは販売開始時間を指定する記事と新作ドロップのチェックリストに分けました。セット販売は公式のShopify Bundlesで足りるか先に試して、数量割引やBuy X get Yが要るときにBundlerです。

定期購買・ギフト・ポイント

このカテゴリは「無料プランの中身」を特に確かめてください。

アプリ料金日本語特徴
Shopify Subscriptions(公式)無料対応まずここから
定期購買(ハックルベリー)無料はテストモード限定/$49/月+取引手数料1%対応国産の定期購買。無料枠では本番販売できない
Mikawaya Subscription無料はテストモード限定/$12/月+3%/$49/月+1%対応同上。小規模向けの$12プランがある
All in gift(ハックルベリー)$9.90/月から(eギフトは+取引手数料3%)、14日間無料体験。無料プラン無し対応のし・ラッピング・住所を知らない相手へのeギフト
Smile無料/$15/月(月500注文まで)対応ポイント・ロイヤルティの定番
easyPoints無料(アクティブ顧客300人まで、301人目から$0.30/人)/$50/月対応カートでポイントを使える日本式のポイント

国産の定期購買アプリ2本は、掲載上「無料プラン」がありますがShopify Paymentsのテストモード限定で、本番の販売には使えません。無料で試して、売るときには有料に切り替える前提で見てください。eギフトは選択肢が少なく、All in giftの下に無料の代替はありません。もう1本のAnyGiftは$199/月からで、この記事の読者層の価格帯ではないため表から外しました。

ページ制作・ナビ・分析・データ

アプリ料金日本語特徴
PageFly無料(公開ページ1つ)/$24/月(5ページ)対応LPやブランドページをドラッグで作る
Buddha Mega Menu無料(メガメニュー無制限)/$9.95/月英語のみ画像入りの大きなメニュー
Microsoft Clarity無料(唯一のプラン)対応ヒートマップとセッション録画。完全無料
Matrixify無料(1ファイル10件まで)/$20/月英語のみ商品・注文・顧客のCSV一括入出力。大量の商品登録や移行に

ページビルダーは、テーマの「セクション」で足りる範囲が年々広がっているので、まずテーマで作れないかを試してからにしてください。分析は、Shopify標準のレポートとGA4の役割分担を先に決めるほうが効きます(GA4とShopifyアナリティクスの違い)。Microsoft Clarityは、リンクを探すときにclarityという別開発者のアプリが先に出てくるので、掲載名「Microsoft Clarity」で探してください。

サイト内検索は公式のSearch & Discoveryが無料です。有料の検索アプリ(Boost等)は月商連動で表示価格から上がる料金体系なので、小規模なうちは公式で足りる範囲を使い切るのが先です。多言語は公式のTranslate & Adapt(自動翻訳2言語まで無料)から始めて、3言語以上や通貨切替が要るときにTranscy(1言語・1通貨まで無料、$14.90/月から)です。

構成例と月額の合計

ここまでのアプリを、規模別に3通りで組んでみます。金額は掲載価格の月払いをそのまま足したもので、Shopifyの請求書に乗らない外部請求(配送料・広告費など)は含みません。

構成A: 無料だけで始める($0/月)

公式アプリ(Messaging・Forms・Inbox・Search & Discovery・Order Printer)+Judge.me(無料)+Japan Order CSV(無料枠)+Microsoft Clarity+Facebook & Instagram。代引きと日本式の領収書だけが手作業で残ります。月の注文が数十件までなら、まずこれで回ります。

構成B: 日本の実務を埋める($7.97/月)

構成Aに、かんたん代引き設定($4.99)+PAYMENT ICONS SETTING($0.99)+BREADCRUMBS($1.99)を足し、領収書はOrder Printer Proの無料枠(月50件)、住所チェックは日本の住所チェッカーの無料枠(月100件)、お気に入りはWISHLIST MANAGERの無料枠(月500件)で賄う構成です。合計は$7.97/月で、代引きと帳票と誤配送対策が揃います。当社アプリが3本入っているのは、この価格帯の代引き・決済アイコン・パンくずが当社製くらいしか無いためで、他社製で組むなら代引きをシンプル代引き($6.99)に置き換えると$9.97/月です。

構成C: 月200〜500件を回す($84.75/月)

配送日時指定 .amp($9.80)+Japan Order CSV($29.99)+Order Printer Pro($10)+CRM PLUS on LINE($10)+REVIEWS PLUS($6.99)+日本の住所チェッカー(Standard $8.99)+かんたん代引き設定($4.99)+WISHLIST MANAGER($3.99)で$84.75、決済アイコンとパンくずを足しても$87.73/月です。この規模になると、送り状の手作業をなくすJapan Order CSVの有料枠が全体の3分の1を占めます。逆に言えば、送り状をプラスシッピングやShip&co(外部請求)に寄せれば、Shopifyの請求に乗る月額は$50台まで下がります。

数字を見て分かるのは、小規模ストアの月額を押し上げるのはアプリの本数ではなく、配送・CRM・定期購買の3カテゴリだということです。この3つだけ有料化のタイミングを慎重に決めれば、残りは無料枠と数ドルのアプリで組めます。

無料プランの罠、5つの型

掲載ページの「無料」には種類があります。今回確認した中で、実際に見つかった型を挙げます。

  1. テストモード限定 — 定期購買(ハックルベリー)とMikawaya Subscriptionの無料プランは、Shopify Paymentsのテストモードでしか動きません。本番販売は有料からです
  2. 下書きだけで公開できない — ページビルダーのShogunの無料プランはDraft Modeで、作ったページを公開できません。無料で1ページ公開できるのはPageFly側です
  3. 無料の中に従量が乗る — Shopify Messagingはメール1万通超で$1/1,000通(SMSは従量)、easyPointsは301人目から$0.30/人、Ampの再入荷通知は月10通まで。使い方次第で「無料のはずが請求されている」になります
  4. アプリは無料でも外部で最低料金 — Ship&coは月額1,100円(税込)の最低インフラ料金がShip&co側で発生します。Shopifyの請求書には出てきません
  5. 表示価格から月商で上がる — Boost AI検索のLaunchプランは$29/月と書いてありますが、月商連動で最大$159/月まで上がると掲載に明記されています

もうひとつ、競合記事で「無料」と紹介されがちなSwym Wishlist PlusとPrivyは、2026年8月時点の掲載ページに無料プランがありません。古い記事の情報が残っているケースなので、掲載ページで確かめてください。

入れたあとにやること

アプリは入れる瞬間より、半年後の管理で差が出ます。やることは3つだけです。

  1. 一覧を1枚作る。アプリ名・月額・入れた目的・請求元(Shopifyか外部か)。これが無いと「何のために入れたか分からないアプリ」が3本を超えます
  2. 3か月に一度、使っていないものを消す。消す前にテーマの編集画面でそのアプリのブロックを外し、消したあとにテーマコードの残骸を確認します
  3. 表示速度は本数ではなく実測で見る。ストアフロントにJavaScriptを読み込むアプリ(レビュー、翻訳、チャット、ヒートマップ)を手掛かりに、入れる前と後をPageSpeed Insightsで測っておきます

具体的な手順と、アンインストールしても残るものの見つけ方はShopifyアプリの削除と整理の手順に分けています。

当社のアプリについて

この記事に出てきた当社のアプリを、まとめて開示します。8本すべて日本のストア向けに作っていて、管理画面は日本語に対応しています。テーマのコードは書き換えず、アプリブロックまたはShopify Functionsで動くので、アンインストールすればストアフロントから消えます。有料プランにはいずれも7日間の無料体験がつきます。

アプリ料金課題
かんたん代引き設定$4.99/月代引き手数料を金額帯別に自動反映
日本の住所チェッカー月100件まで無料(超過は1件$0.01)/$8.99/月から住所の入力ミスをチェックアウトで検出
REVIEWS PLUS公開50件まで無料/$6.99/月写真つきレビューの収集と表示
WISHLIST MANAGER月500件まで無料/$3.99/月お気に入り(ゲスト対応)
PRODUCT BADGE PLUS$4.99/月商品画像へのバッジ表示
COMING SOON SETTING$4.99/月発売日時での自動販売開始
BREADCRUMBS$1.99/月パンくずリストと構造化データ
PAYMENT ICONS SETTING$0.99/月決済アイコンの表示

当社アプリが向かないケースも書いておきます。レビュー依頼メールを自動で送りたいならJudge.me、再入荷通知が主目的ならAmp、ポイント・レビュー・お気に入りを1本にまとめたいならGrowaveのほうが合います。当社のアプリは「1つの課題を1本で、安く、日本語で」という作り方をしているので、機能を束ねた大きなアプリと比べると守備範囲は狭いです。

まとめ

  • 標準機能と公式の無料アプリ(Messaging・Forms・Inbox・Search & Discovery・Translate & Adapt・Subscriptions・Bundles・Order Printer・Flow)で足りるものを先に消す
  • 日本の実務で詰まりやすい代引き・帳票・住所チェックを、数ドル台のアプリと無料枠で埋める
  • 残りは「無料枠がどこで切れるか」「日本語がどの層まで通るか」「請求がどこから来るか」の3点で選ぶ
  • 月額を押し上げるのは本数ではなく、配送・CRM・定期購買の3カテゴリ。ここだけ有料化のタイミングを慎重に決める
  • 「無料」にはテストモード限定・下書き限定・従量つき・外部の最低料金・月商連動の5つの型がある。掲載ページで確かめる
  • 入れたら一覧を作り、3か月に一度棚卸しする

価格と機能はすべて2026年8月時点の掲載ページの記載です。出典は次の「参照元」にまとめました。

参照元

この記事の価格・無料枠・対応言語は、次のShopify App Store掲載ページを2026年8月25日に確認したものです。掲載内容は変わるので、導入前に各ページで最新の情報を確かめてください。アプリのアイコンは各掲載ページのものを、紹介のために縮小して載せています。

Shopify公式アプリ: Shopify Messaging・Shopify Forms・Shopify Inbox・Shopify Search & Discovery・Shopify Translate & Adapt・Shopify Subscriptions・Shopify Bundles・Shopify Order Printer・Shopify Flow・Order Printer(レガシー版・提供終了)

決済・配送・帳票: シンプル代引き・Japan Order CSV・配送日時指定 .amp・Ship&co・プラスシッピング・Order Printer Pro・領収書(UnByte)・KIOSQ領収書

レビュー・お気に入り・CRM: Judge.me・Loox・Growave・Swym Wishlist Plus・Amp Back in Stock & Preorder +・Appikon Back In Stock(提供終了)・CRM PLUS on LINE・チャネルトーク・Klaviyo・Omnisend

集客・SEO・商品ページ: Facebook & Instagram・まるっと集客・Affitch・Instafeed・SearchPie・Bundler・RuffRuff 予約販売

定期購買・ギフト・ポイント: 定期購買(ハックルベリー)・Mikawaya Subscription・All in gift・AnyGift・Smile・easyPoints

ページ制作・検索・分析・多言語: PageFly・Shogun・Privy・Buddha Mega Menu・Boost AI検索とフィルター・Microsoft Clarity・Matrixify・Transcy

当社のアプリ: かんたん代引き設定・日本の住所チェッカー・REVIEWS PLUS・WISHLIST MANAGER・PRODUCT BADGE PLUS・COMING SOON SETTING・BREADCRUMBS・PAYMENT ICONS SETTING

RUFFLOG APPS編集部

株式会社RUFFLOG ECアプリ事業部

自社でアパレルECを運営する株式会社RUFFLOGのShopifyアプリ開発チームです。自社ストアの運用で実際に困ったことを、そのままアプリと記事にしています。