Shopifyノウハウ

Shopify商品ページのSEO。タイトルとdescriptionの書き方と優先順位

公開 文: RUFFLOG APPS編集部

商品ページのSEOで実際に手を動かす部分は、ページタイトルとdescription、URLハンドル、内部リンクの4つです。商品数が多くても続く書き方の型と、全商品を一括で書き換えるときの落とし穴を整理します。

商品ページのSEOは、やることが少ないのに終わらない仕事です。1ページあたりの作業は10分でも、商品が300点あれば50時間になります。だから多くのストアでは「あとで書く」のまま放置されます。

先に結論を書きます。全商品を書かなくていいと決めてしまうのが最初の一歩です。手を動かす対象は次の順に絞ります。

  1. 主要コレクションのページ — 商品ページより先。検索の入口になるのはこちら
  2. 売れ筋商品と、単価が高い商品 — 20点でも十分な効果があります
  3. 残りは商品登録のついで — 新規登録のフローに組み込んで、過去分は追いかけない

そのうえで書く場所は、ページタイトル・description・URLハンドル・内部リンクの4つです。全体像はShopify SEO対策の全体像に整理してあるので、この記事は商品ページの中身だけを扱います。

書く場所は「検索エンジンリスティング」

商品の編集画面をいちばん下までスクロールすると「検索エンジンリスティング」があります。ここで編集するのは、検索結果に表示される文章です。商品名そのものとは別物で、ストア上の表示は変わりません。

この区別が大事なのは、商品名には検索用の言葉を足しにくいからです。ストアのデザイン上は「LOGO TEE」で見せたいのに、検索してくる人は「ロゴT メンズ 半袖」と打ちます。商品名は店の言葉のまま残し、検索用の言葉は検索エンジンリスティングのタイトルに入れる、という分担にすると両方が成立します。

ページタイトルの型

型は1つ覚えれば足ります。

商品名 | 分類語 | ブランド名(ストア名)
  • 商品名 — 型番や記号だけの商品名なら、ここで日本語の名前に補います
  • 分類語 — 検索する人が打つ言葉。「半袖Tシャツ」「ゴルフポロシャツ」「レザーベルト」など
  • ブランド名 — 指名検索の受け皿になります。長い場合は省略します

文字数は70文字まで入力できますが、検索結果で途中で切られないためには60文字程度が目安です。左から順に読まれるので、大事な語を左に置きます。

避けるのは、同じ語を並べるやり方です。「Tシャツ 半袖Tシャツ メンズTシャツ」のような書き方は、順位に効かないうえにクリックされません。

descriptionの型

descriptionは順位を直接動かす要素ではありませんが、検索結果でクリックするかどうかを決める文章です。ここを空にしておくと、Googleが本文から適当な部分を切り出して表示します。

160文字を目安に、次の2文で組みます。

  1. 1文目 — この商品が何で、誰向けなのか。検索した人の言葉で書く
  2. 2文目 — 決め手になる情報。サイズ展開、素材、送料無料のライン、返品可否など
汗をかいても透けにくい厚手の天竺コットンを使った、メンズの半袖Tシャツです。
S〜XXLの5サイズ展開。¥15,000以上のご注文で送料無料、サイズ交換は1回まで無料です。

商品ページの本文(商品説明)が充実しているなら、その要約でかまいません。全商品に別々の文章を用意するのが無理なら、カテゴリごとに2文目を共通化して、1文目だけ商品ごとに書く形に落とすと続きます。

URLハンドルは、原則として変えない

商品のURLハンドル(/products/ の後ろ)は、公開後に触らないのが基本です。SNSやメルマガに貼ったURL、外部サイトからのリンクが全部切れます。

どうしても変更する場合は、変更時に表示される「URLリダイレクトを作成する」のチェックボックスを必ずオンのままにしてください(既定はオンです)。ここを外すと、古いURLは404になります。商品を削除する場合はこのチェックボックスが出ないので、後継商品があるなら手動でリダイレクトを作ります。

なお、ハンドルに日本語を入れるとURLがエンコードされて長くなります。英数字とハイフンで組むのが扱いやすいです。

内部リンクで「この商品の位置」を伝える

商品ページ単体をいくら磨いても、そのページに至る経路が無ければ評価されません。商品ページに効く内部リンクは3種類です。

テーマにパンくずが入っていない場合、表示と構造化データをセットで自動生成するBREADCRUMBSのようなアプリを使う方法もあります。

画像のaltは「読んで分かる」ものだけ書く

商品画像のaltテキストは、画像検索とアクセシビリティのために入れます。書くなら「白いロゴTシャツの正面」のように、見えているものを書きます。キーワードを詰めた文字列を入れる意味はありません。

原則は「情報を持つ画像には内容が伝わるaltを書く、装飾目的の画像はaltを空にする」です。商品写真は基本的に情報を持つ側なので、色・部位・状態が分かる文にします(「後ろ姿」「袖口のディテール」など)。全商品の全画像を一度に書くのは無理なので、1商品につき代表画像から着手して、残りは商品登録のついでに足す運用にすると続きます。サイズ表を画像で載せている場合は、そこに書かれている情報が読めないと困るので優先して書いてください。

一括生成に頼るときの注意

商品数が多いストアでは、CSVやアプリでタイトルとdescriptionを一括生成したくなります。実際に有効ですが、2点だけ確認してください。

  • 同じ文章が大量に並ばないか — テンプレートの変数が少ないと、実質同一のdescriptionが数百ページできます。それは書いていない状態とほとんど変わりません
  • 事実と食い違わないか — 「送料無料」「即日発送」を全商品のdescriptionに入れると、条件を満たさない商品でも表示されます。守れない文言を検索結果に出すのは、順位より先に信用の問題です

まとめ

  • 全商品は書かない。コレクション → 売れ筋・高単価 → 以降は新規登録のついでの順で絞る
  • タイトルは「商品名|分類語|ブランド名」。60文字程度を目安に、大事な語を左へ
  • descriptionは順位ではなくクリック率のための文章。2文の型でカテゴリごとに共通化してよい
  • URLハンドルは変えない。変えるときはリダイレクトのチェックボックスをオンのまま
  • 商品ページはコレクション・パンくず・関連リンクからの経路があって初めて評価される

RUFFLOG APPS編集部

株式会社RUFFLOG ECアプリ事業部

自社でアパレルECを運営する株式会社RUFFLOGのShopifyアプリ開発チームです。自社ストアの運用で実際に困ったことを、そのままアプリと記事にしています。