Shopifyノウハウ

Shopifyメガメニュー・ナビゲーションアプリ比較6選。無料枠と日本語で選ぶ

公開 文: RUFFLOG APPS編集部

Shopifyのメガメニューアプリ6本を、2026年8月時点の掲載価格で比較します。6本とも無料プランがありますが上限の書かれ方が違い、日本語UIを掲載しているのは5本。スマホ画面下部のナビゲーションという別カテゴリも併せて整理しました。

商品が増えてくると、ヘッダーのメニューが最初に窮屈になります。カテゴリを足したいのに階層が足りない、コレクションの画像を出したいのにテキストしか並べられない。そこでメガメニューアプリを探し始めるわけですが、先に結論を書きます。主要な6本はすべて無料プランを持っています。だから「無料で始められるか」では絞れません。差が出るのは、無料枠の上限が掲載ページに書かれているかどうか、管理画面が日本語かどうか、そして無料体験が何日あるかの3点です。

もうひとつ先に書いておくと、アプリを入れなくても済むケースがあります。この記事は、1〜3人で運営していて、テーマの設定画面は触るけれどコードは書かないストアを想定しています。まず自分のテーマで何ができるかを確かめて、それでも足りない場合にどのアプリを選ぶか、という順番で進めます。

比較表: 価格と無料枠(2026年8月時点)

Shopify App Storeの掲載ページで確認できた範囲を並べます。価格はいずれも2026年8月時点のもので、掲載は変わることがあります。導入前に各アプリのページで確かめてください。

アプリ無料枠有料プラン日本語無料体験特徴
Globo Mega Menu, Navigation無料プランあり(上限の内訳は掲載から確認できず)Starter $12.90/月(年$129)、Advanced $17.90/月(年$179)対応言語に含む7日間多階層ドロップダウン、商品画像・アイコンの差し込み、ドラッグ&ドロップ編集
Qikify Mega Menu & Navigation無料プランあり(上限の内訳は掲載から確認できず)$9.99/月(年$95.90)、$19.99/月(年$191.90)、Shopify Plus向け $29.99/月対応言語に含む7日間メガ・フライアウト・タブ・ツリー・masonryを1本で切り替え
Buddha Mega Menu & Navigationメガメニュー無制限・透かしなしMega Zen $9.95/月(年$95.52)掲載は英語のみ14日間タブ・画像・動画を入れられるメガメニュー、モバイル対応ナビ
Meteor Mega Menu & Navigation無料プランあり(上限の内訳は掲載から確認できず)$8/月、$14/月対応言語に含む7日間既存のShopifyナビ設定をそのまま利用、商品画像・価格の表示、JavaScript API・CSSエディタ
Hukify - Mega Menu Creator Pro無料プランあり(上限の内訳は掲載から確認できず)$9.99/月対応言語に含む3日間ドラッグ&ドロップのメガメニュービルダー、デザイン調整ツール
ANG Extra menu無料プランあり(上限の内訳は掲載から確認できず)$5.99/月(年$59.90)、$7.99/月(年$79.90)対応言語に含む14日間メガ・タブ・ツリーに加えて問い合わせフォームやパンくずも作れる

6本とも無料プランがあり、日本語が対応言語に入っているのは5本、月額の下限は$5.99から$12.90まで開いています。無料体験は3日から14日まで4倍以上の差があります。

その前に: テーマ標準のメニューで足りるかを確認する

アプリを検討する前に、いま使っているテーマの設定を開いてください。判断が早く済みます。

Shopifyのナビゲーションは管理画面だけで作れますが、それを画面上でどう見せるかはテーマ側の実装に依存します。多くのOnline Store 2.0テーマは、トップ項目とその下のドロップダウンという2階層の表示にとどまります。テーマによっては、画像を1枚差し込める簡易的なメガメニューを標準で持っているものもあります。つまり、足りないものがはっきりするまではアプリを入れなくていい、というのが最初の分岐です。

アプリが要るのは、テーマの設定では届かない次のようなときです。3階層目まで見せたい。メニューの中に商品やコレクションの画像を並べたい。タブで大きなカテゴリを切り替えたい。ブランドロゴの一覧やバナーをメニューに埋め込みたい。このどれかに当てはまるなら、テーマを改造するよりアプリのほうが早くて安全です。逆に「項目を1つ増やしたいだけ」なら、標準のナビゲーション設定で終わります。

選び方の軸

無料枠がどこで切れるかは、6本中5本で掲載ページから読み取れませんでした。 はっきり書かれているのはBuddha Mega Menuだけで、メガメニューの数に制限がなく、無料プランでもアプリの透かし(ブランディング表示)が入らないと掲載されています。残る5本は「無料プランあり」までは確認できるものの、作れるメニュー数なのか、使える機能なのか、どこで有料に切り替わるのかまでは掲載から確定できません。この記事でも数字は書きません。インストール前に各アプリのページで料金プラン欄を開き、無料プランの行に何が書いてあるかを自分の目で確かめてください。ここを飛ばすと、作り込んだあとで「公開できるのは1つだけ」と気づく事故が起きます。

日本語UIを掲載しているのは、Buddha以外の5本です。メガメニューは管理画面での組み立て作業が中心で、買い手の目に触れるのはメニュー項目のテキスト(これは自分で入力するので日本語になります)です。レビューアプリやポップアップアプリのように「英語の定型文が買い手の画面に出てしまう」問題は起きにくいカテゴリなので、英語UIの許容度は比較的高めです。とはいえ、階層とレイアウトの設定項目は数が多く、英語で総当たりすると時間を取られます。日本語で迷わず組みたいなら5本から選ぶ、という判断で構いません。

無料体験の長さも実際には効きます。メガメニューは「作ってみて、実機で見て、直す」のくり返しになるので、1日では終わりません。Hukifyは3日間で、比較した中で最も短い設定です。Globo・Qikify・Meteorが7日間、BuddhaとANG Extra menuが14日間。試す時間をまとめて取れないなら、体験期間の長い側から触るほうが結論を出しやすくなります。

各アプリの位置づけ

Globo Mega Menu, Navigation は、複数階層のドロップダウンに商品画像・アイコン・コレクション・ページを差し込めるタイプです。編集はドラッグ&ドロップで、全テーマ対応と掲載されています。有料プランはStarterが$12.90/月、Advancedが$17.90/月で、年間契約ならそれぞれ$129/年・$179/年。この6本の中では月額の下限が高めなので、無料枠で足りるかを先に確かめてから有料に進む順番が向いています。

Qikify Mega Menu & Navigation は、メニューの「形」の選択肢が広いアプリです。メガメニュー、フライアウト、タブ、ツリー、masonryグリッドを1本の中で切り替えられ、テンプレートも多いと掲載されています。有料は$9.99/月と$19.99/月、Shopify Plus向けに$29.99/月のプランが別にあります。どのレイアウトが自店に合うか決めきれていない段階なら、選択肢が多いぶん試行錯誤しやすい選択です。掲載URLが smart-menu なのは旧称Smart Menuの名残で、同じアプリです。

Buddha Mega Menu & Navigation は、無料枠の中身が唯一はっきりしているアプリです。メガメニューの数に制限がなく、無料プランでも透かしが入りません。タブ・画像・動画を入れたメガメニューと、モバイル向けのナビゲーションが掲載機能に挙がっています。有料のMega Zenは$9.95/月(年$95.52)、体験は14日間。ネックは掲載言語が英語のみである点だけです。設定画面が英語でも進められるなら、費用を抑えたい店の第一候補になります。

Meteor Mega Menu & Navigation は、Shopify標準のナビゲーション設定をそのまま使う設計です。すでに管理画面でメニューを組んであるなら、それを土台にできるぶん立ち上がりが速くなります。メニュー内に商品画像と価格を出せること、JavaScript APIとCSSエディタで細かく手を入れられることも掲載されています。有料は$8/月と$14/月で、月額の下限は比較した中でも低い側です。テーマに合わせて見た目を詰めたい、CSSは書けるという店に向きます。

Hukify - Mega Menu Creator Pro は、ドラッグ&ドロップのビルダーとデザイン調整ツールを掲げたアプリで、有料は$9.99/月の1本立てです。プランが1つしかないぶん、機能差で悩む余地がありません。注意点は無料体験が3日間と短いことで、週末にまとめて作業するつもりなら、始める日を選ぶ必要があります。

ANG Extra menu は、月額$5.99からと最も安い枠から始められます。上位でも$7.99/月、年間契約なら$59.90/年・$79.90/年。メガメニュー・タブメニュー・ツリーメニューに加えて、問い合わせフォームやパンくずリストまで1本で作れるオールインワン型として掲載されています。無料体験も14日間と長め。ナビゲーションまわりをまとめて1本で済ませたい店に合います。なお、パンくずはSEOの観点では構造化データまで出しておきたい要素なので、Shopifyでパンくずリストを設置する方法も併せて確認してください。

番外: スマホ画面下部のナビゲーションという別カテゴリ

スマホナビゲーション|リテリア Navigation は、上の6本とは解く問題が違います。これはヘッダーのメガメニューを作るアプリではなく、スマホ画面の下部に固定表示するボトムナビゲーションを追加するアプリです。アプリのように、ホーム・検索・カート・マイページといったアイコンを画面の下に常時出しておく形式で、コード編集なしにアイコンの種類・数・背景色・リンク先を設定できると掲載されています。Online Store 2.0準拠、無料プランあり、有料は$4.99/月、無料体験は7日間。株式会社リテリアによる日本製のアプリで、管理画面も日本語です。

メガメニューとボトムナビは競合しません。スマホの閲覧比率が高いストアなら、ヘッダー側のメガメニューを整えるより、指の届く位置に導線を1本置くほうが効く場合もあります。どちらを先にやるかは、自店のデバイス別のセッション比率を見てから決めてください。

メニューを作る前にコレクション設計を見直す

アプリを入れると階層をいくらでも増やせるようになりますが、そこが落とし穴でもあります。メニューはコレクション構造の写し絵なので、元の分類が整理されていないまま階層だけ深くすると、買い手が迷う場所が増えるだけです。

順番としては、先にコレクションの切り方を決めて、それをメニューに落とします。分類の考え方はコレクション構造の設計にまとめました。メニューから商品ページまでの導線が固まったら、着地する商品ページ側の見出しや内部リンクも商品ページのSEOで点検しておくと、流入した人が次にどこへ行くかまでつながります。お気に入り機能を使っているストアなら、ウィッシュリストの導線設計で扱っているとおり、ウィッシュリストへの入口をどこに置くかもナビゲーションの一部として考えられます。

迷ったときの決め方

  1. まずテーマの設定を開き、いま何階層まで表示できるか、画像を入れられるかを確認します。足りているならアプリは不要です。
  2. 費用を最優先し、英語の管理画面で問題ないなら Buddha Mega Menu。無料枠の中身が明示されている唯一のアプリです。
  3. 日本語UIで安く始めたいなら ANG Extra menu($5.99/月〜、体験14日間)か Meteor Mega Menu($8/月〜)。既存のナビ設定を活かしたいなら後者です。
  4. レイアウトの選択肢を広く試したいなら Qikify。テーマに合わせてCSSまで詰めたいなら Meteor。
  5. プランで悩みたくない、1本立てでいいなら Hukify。ただし体験3日間で判断できるスケジュールを組んでください。
  6. スマホの導線が課題なら、メガメニューではなく リテリア Navigation を検討します。

まとめ

  • 6本とも無料プランがあります。「無料で始められるか」は選ぶ基準になりません。
  • 無料枠の上限が掲載ページから読み取れたのはBuddhaだけ(メガメニュー無制限・透かしなし)。残る5本はインストール前にプラン欄で確認してください。
  • 日本語UIを掲載しているのはBuddha以外の5本。ただしメガメニューは買い手に出る文言が自分の入力なので、英語UIの許容度は高めのカテゴリです。
  • 無料体験は3日(Hukify)から14日(Buddha・ANG Extra menu)まで開きがあります。作り込むタイプの作業なので、試せる時間から逆算して選びます。
  • リテリア Navigationはヘッダーのメガメニューではなく、スマホ下部の固定ナビです。同じ表で比べる相手ではありません。
  • メニューはコレクション構造の写し絵です。分類が固まっていないうちに階層を深くしても迷う場所が増えるだけなので、設計から先に手を付けてください。
  • 全カテゴリの一覧はShopifyアプリの選び方まとめにあります。

参照元

価格・無料枠・対応言語は、次のShopify App Store掲載ページを2026年8月25日に確認したものです。

Globo Mega Menu, Navigation・Qikify Mega Menu & Navigation・Buddha Mega Menu & Navigation・Meteor Mega Menu & Navigation・Hukify - Mega Menu Creator Pro・ANG Extra menu・スマホナビゲーション|リテリア Navigation

RUFFLOG APPS編集部

株式会社RUFFLOG ECアプリ事業部

自社でアパレルECを運営する株式会社RUFFLOGのShopifyアプリ開発チームです。自社ストアの運用で実際に困ったことを、そのままアプリと記事にしています。