月50件の注文までを費用ゼロで回したいならOrder Printer Pro、日本の適格請求書と買い手による宛名入力が要るなら領収書(UnByte製)です。
この2本はどちらも「注文からPDFの帳票を出す」アプリですが、出発点が違います。Order Printer Proは対応言語に日本語を含む多言語アプリで、月の注文件数に応じて価格が上がる段階制です。領収書(UnByte製)は日本語のみの国内ストア向けで、掲載ページの冒頭から海外製の領収書・納品書アプリを入れたときのフォーマットの食い違いを訴求しています。想定しているのは、1〜3人で運営していて月に数十〜数百件の注文を扱い、領収書を個別に頼まれることがあるストアです。
他の候補も見たいならShopify領収書・納品書アプリ比較10選に10本を並べてあります。誰にいつ領収書を出すのか、二重発行をどう防ぐかはShopifyで領収書を発行する方法まとめ、適格請求書の記載要件そのものはShopifyのインボイス(適格請求書)対応まとめにあります。ここでは2本の選び分けだけを書きます。
比較表: 価格と無料枠(2026年8月時点)
Shopify App Storeの掲載ページで確認できた範囲だけを並べます。「掲載に記載なし」は、その機能がないと決まったわけではなく、掲載ページからは判断できないという意味です。掲載は変わることがあるので、導入前に各ページで確かめてください。
| 項目 | Order Printer Pro | 領収書(UnByte製) |
|---|---|---|
| 無料枠 | あり(FREE: 月間50件の注文まで) | なし(14日間の無料体験のみ) |
| 有料プラン | STARTER $10/月(月51〜500件)、GROWTH $20/月(501〜5,000件)、SCALE $40/月(5,001件以上) | $9.99/月 または $99.99/年 |
| 無料体験 | 14日間 | 14日間 |
| 手数料・従量 | なし(月の注文件数による段階制) | なし(定額のみ) |
| 日本語UI | 対応言語に日本語を含む(多言語) | 日本語のみ(英語版なし) |
| 請求元 | Shopify(App Storeの掲載プラン、USD表記) | Shopify(App Storeの掲載プラン、USD表記) |
| 導入方式 | テーマ編集の要否は掲載に記載なし | テーマ編集の要否は掲載に記載なし |
| 出せる帳票 | 請求書・納品書・領収書・下書き注文などのPDF | 領収書・納品書のPDF |
| 一括処理 | 一括のフィルタリング・エクスポート・印刷を掲載 | 掲載に記載なし |
| 買い手の入力 | 掲載に記載なし | 買い手が宛名・但し書きを自分で入力 |
| 日本の適格請求書 | 掲載に記載なし | インボイス制度への対応の言及あり |
| そのほか | 翻訳・複数通貨・B2B・VAT対応、電子請求書対応 | 日本国内で違和感なく使える体裁を掲載で訴求 |
同じところ
- どちらも注文データからPDFの帳票を出すアプリで、日本語の管理画面で操作できます。
- どちらも有料プランに14日間の無料体験がつきます。
- どちらも領収書と納品書をPDFで出せます。ここは差がありません。
- 価格はどちらもUSD表記で、Shopifyの請求としてまとまります。
違うところ
費用ゼロのまま使い続けられるのはOrder Printer Proだけです。 FREEプランが月間50件の注文まで用意されていて、下書き注文のメタフィールドなどもこの枠に含まれます。領収書(UnByte製)には恒久的な無料プランがなく、14日間の無料体験が終わると$9.99/月または$99.99/年が発生します。月に数件しか領収書を頼まれないストアなら、この差はそのまま年間の固定費の差になります。ただし無料枠の数え方は「発行した領収書の枚数」ではなく月間の注文件数なので、注文が月50件を超えている店では最初から有料の比較になります。
日本の適格請求書に掲載ページで触れているのは領収書(UnByte製)だけです。掲載にインボイス制度への対応の言及があります。Order Printer Pro側は翻訳・複数通貨・B2B・VAT対応・電子請求書対応を掲載していますが、日本の適格請求書の要件(登録番号や税率別の内訳)に触れた記載は掲載ページ上で見つかりませんでした。登録番号の印字が要るなら、Order Printer Proを選ぶ場合は無料枠か体験期間のうちに自店の帳票で出力を確認してから運用に乗せてください。
宛名と但し書きを買い手自身に入力させられるのは領収書(UnByte製)です。領収書は注文後に個別に頼まれる形で来るので、この導線があるかどうかが問い合わせ対応の手数にそのまま効きます。法人の購入が混ざるストアでは宛名の指定が来ますし、但し書きの文言も一律にはできません。Order Printer Pro側は買い手が宛名を自分で入れる導線について掲載に記載がないため、宛名の指定が来たら運営側で個別に対応する前提で見積もっておくのが安全です。
件数が増えたときの月額は、どこかで上下が入れ替わります。 Order Printer Proは月50件までが無料、51〜500件が$10/月、501〜5,000件が$20/月、5,001件以上が$40/月という段階制です。領収書(UnByte製)は件数に関係なく$9.99/月(年払いなら$99.99/年)で一定です。つまり月50件まではOrder Printer Proが費用ゼロで有利、51〜500件はほぼ同額、501件を超えると定額の領収書(UnByte製)のほうが安くなります。自店の月あたりの注文件数を先に見積もると、この比較は計算だけで決まります。
帳票の幅と一括処理も分かれます。Order Printer Proは請求書・納品書・領収書・下書き注文をまとめて扱い、一括のフィルタリング・エクスポート・印刷を掲載しています。出荷のたびに何十枚も刷る運用なら、この一括の側に価値が出ます。領収書(UnByte製)が掲載しているのは領収書と納品書のPDFで、一括での印刷やエクスポートには触れていません。求められたときに1枚出す、あるいは買い手に自分で出させるという使い方に寄った設計です。
Order Printer Pro が合う店
- 月間50件までの注文で収まっていて、まず費用をかけずに帳票を出したい。
- 出荷にあわせて納品書や請求書を一括で刷る運用があり、フィルタとエクスポートが要る。
- 海外にも販売していて、管理画面や帳票に日本語以外も必要になる。
- 適格請求書の記載事項は自分で確認して整えられる(掲載では判断できないため、実物での確認が前提になります)。
領収書(UnByte製)が合う店
- 日本国内向けだけで販売していて、帳票の体裁を日本の商習慣に合わせたい。
- 買い手に宛名と但し書きを自分で入れてもらい、領収書の問い合わせを減らしたい。
- インボイス制度への対応が掲載で明示されているアプリから選びたい。
- 注文件数が月500件を超えていて、件数で月額が上がらない定額のほうが読みやすい。
全カテゴリの一覧はShopifyアプリおすすめ47選にまとめてあります。
まとめ
- 費用ゼロで始められるのはOrder Printer Proだけ(月間50件の注文まで)。領収書(UnByte製)は14日間の無料体験のみです。
- 日本の適格請求書に掲載で触れているのは領収書(UnByte製)です。Order Printer Proは記載が見当たらず、掲載上は判断できません。
- 買い手が宛名・但し書きを入力できる導線を掲載しているのは領収書(UnByte製)だけです。
- 一括のフィルタリング・エクスポート・印刷はOrder Printer Pro側にあり、領収書(UnByte製)は掲載に記載がありません。
- 月50件までならOrder Printer Proが無料、51〜500件はほぼ同額、501件以上なら定額の領収書(UnByte製)が安くなります。
参照元
価格・無料枠・対応言語は、次のShopify App Store掲載ページを2026年8月25日に確認したものです。